ゴム手裏剣用の的(まと)を作ってみた-4

製品開発日誌   2014/04/24

『すべての偉大な達成は、小さな達成の積み重ねの結実である』 
byコリン・ターナー
生まれて初めて手裏剣を投げる少年少女に
「えーん。全然当たんないよ~。」
「マジムカツク。忍者ツマンネ。」
という思いをさせてしまっては、忍者界の未来はおろか、彼らの人生設計にも暗い影を落とすことになりかねません。
「どうせ手裏剣当たんなかったし、テストも頑張ったって無駄さ」とか、
「好きな子に告白したいけど、手裏剣当たらなかったし。。」とか、
「忍者になるだなんて、一瞬でも思った僕が馬鹿だった。引き篭もろう。」
こうした人生に対して消極的な態度を身につけさせてしまって、
果たしてそれで良いのでしょうか?
否。
答えはノーです。
子供達と忍者との出会い、そして手裏剣投げによる小さな達成感を大事に育てていきたい。
それが忍ジャム研究所の思いです。
言い訳になってしまうかもしれませんが、
ゴム手裏剣は、本物と比べ軽いために、飛んでる時の空気抵抗でカーブがかかってしまうみたいなんですね。
なので、長距離から力いっぱい投げると、的に当たりづらくなるのかもしれません。
きっとそうです。そうに違いない。

ということで、的までの距離を5メートルから3メートルに縮めて再挑戦。
撮影係がどっかにいってしまい、録画できなかったので、
効果音でお楽しみください。
スバッ!!
グサッ!!
ドシュッ!!


なんということでしょう!
5投中3投が、的に吸い込まれるように刺さっていきました。
黒い塗装部分にもゴムの刃がしっかりと食い込んでいます。
そう、この感じを求めていたのです。(続く)
忍ジャム研究所が手裏剣体験を実施 「流トピア」 5/3~5/4 京都マヤルカ古書店にて

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ゴム手裏剣用の的(まと)を作ってみた-3

製品開発日誌   2014/04/20


ゴム手裏剣はしのびや.comで購入。
ある程度硬く、しなりがあるので気に入っております。
※以前に買った手裏剣で、二日後には劣化してボロボロになってしまったものもありました。
ゴム手裏剣は基本安いのですが、粗悪品にはご注意です。
的までの距離は、5メートルにしてみました。
伊賀流手裏剣打選手権大会では男性は6メートルです。
ではいよいよ投げてみます。

がっかりです。自分にがっかりです。
投げ終わってニヤけている自分を蹴り飛ばしたくなります。

5投中刺さったのは1投のみ。
しかも的には当たっておりません。
隠し扉があったら入りたい気持ちです。(続く)
忍ジャム研究所が手裏剣体験を実施 「流トピア」 5/3~5/4 京都マヤルカ古書店にて
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ゴム手裏剣用の的(まと)を作ってみた-6


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ゴム手裏剣用の的(まと)を作ってみた-2

製品開発日誌   2014/04/18

「失敗とは、よりよい方法で再挑戦するいい機会である。」
byヘンリー・フォード
世界の名言を噛みしめると、とてもポジティブな気持ちになれますよね?
しかし、あまり名言にウットリしていると、
ボーっとして怪我をする可能性があるので、
冷静かつ客観的に作業を進めてまいります。
前回の反省点として、的の白い隙間の線がどうしても気になってきました。

最初は「ステンシルだしいいかあ」と思っていたのですが、
より手裏剣打ちに集中していただくために、直すことに。

糸で分離した型のパーツを繋ぐことによって、余計な線が出ないよう修正しました。
※日本の型染めの技でございます。
前回、的の黒い部分が硬くなってしまったのは、
ラッカースプレーの量が多く、
また塗装が均一でなかったためにダマのような部分が出来たためです。
もっとさっぱりと、均一に、スプレーを噴射するように心がけました。

気持ちとしては、トヨタの塗装ロボットを目指すべきです。

するとどうでしょう!
黒色は多少薄くなったものの、
比較的塗装のフラットな、かつ表面の硬くない
的が出来上がったではありませんか!
※発泡素材の両面に塗装を施したため、
メーカーの文字が見えてしまいました。
まあご愛嬌ということで。
この時点でラッカースプレーを2本も使ってしまったために、少々気分が高揚してまいりました。
ふおおお!!

引き続き、雨戸が直立するように、足を付けます。
足といっても、ただの木です。
黒光りする金具に拘ってみました。

ようやく的の全体像が出来上がりました。
大人も子供も手裏剣を打ちやすいように、
二段構えでございます。
いよいよ手裏剣を打って(投げて)みます。(続く)
忍ジャム研究所が手裏剣体験を実施 「流トピア」 5/3~5/4 京都マヤルカ古書店にて
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ゴム手裏剣用の的(まと)を作ってみた-1

製品開発日誌   2014/04/17

「手裏剣投げの楽しさを次世代の忍者に繋いでいくこと。」
それがニンジャム研究所の使命です。
次世代忍者には腕白に逞しく育って欲しい。。
もっと楽しく、スポーティな感覚で手裏剣を投げられないものか?
そうした思いから、流トピアでの「手裏剣道場」出展を決意いたしました。。
世の中にダーツや弓道の的(まと)は沢山販売されておりますが、
「ゴム手裏剣用の的」って、実は売っておりません。
無いならばDIY精神で作ってみようというのが、今回の企画です。
ゴム手裏剣がザクザク刺さる、すごい的を作りたい。

忍ジャム研究員の自宅の隅っこに、使われていない雨戸があったので、
これを立てた状態にして、手裏剣の的を貼り付ようと思います。

ボール紙に、下絵をコンパスで描いていきます。
サイズは弓道のものと同じ。
中心の「忍」マークが、ささやかな主張です。

忍者手ぬぐいを作るのと同じ要領で、カッターで型を切り抜きます。
忍ジャム研究所において一番楽しい作業です。

的のベースとなるのは発泡素材(ホームセンターで購入)です。
以前伊賀に偵察に行った時にこの素材を使っていたので、真似させていただきました。
スプレーで着色して、一見上手くいったように見えます、が・・・。

スプレーが「ラッカー系」だったために、発泡素材が溶けてしまいました!!
更に、溶けた黒い部分が固まってしまい、
ゴム手裏剣では歯が立ちそうにありません涙涙涙。
完全な失敗です。。(続く)
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ゴム手裏剣用の的(まと)を作ってみた-6

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広がれ、世界へ。海外からのお客様に「忍者手ぬぐい」を被っていただいた。

製品開発日誌   2014/03/25


世界中でますます熱を帯びる「NINJA」ブーム。
今回は海外からいらっしゃったお客様に当研究所の「忍者手ぬぐい」を装着していただき、その感想を聞くという企画です。

記念すべき第一回目の標的となったのは、スウェーデンからいらっしゃった、
グラフィックデザイナー兼エディターのKami Ananiさんです。
日本のサブカルチャーをこよなく愛する彼ですが、
忍者に変身するのは流石に初めてとのこと。

とりあえず被っていただきます。

「日本人の考えることは謎だ。。これが東洋の神秘か。。」

お鼻が高いので、手ぬぐいがずれないか心配です。

鏡を見て「レスラーみたいダネ」とは本人の弁。
否定はできません。。
忍者の服も着ていただきました。

「アチョー!!」
ノリノリです。
もう誰もヤツを止められません。

いざ戦いの舞台へ!
姫はオレが守る!!
I’m a LAST SHINOBI !!

邪魔する者は全てたたっ斬る!!
one for NINJA, all for NINJA !!

「忍者のおいたん、助けてくれてありがとう!」
「そのお言葉、MOTTAINAI…」
今回の忍務も無事完了しました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
取材班:「Kamiさん、忍者手ぬぐいを被ってみて、如何でしたか??」
Kamiさん:「私にとって新しい世界の扉が開いた。これからも外国で忍者の需要と活躍はますます広がるだろう。」
とても心強いお言葉を頂き、将来に一筋の希望が持てた取材班でした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
忍者モデル大募集!!

京都近郊で忍者手ぬぐいを被ってみたい方は、
info◎nin-jam.com (◎を@に変えてください)までご一報ください。
ニンジャム取材班が馳せ参じます!

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