まさに3年越しの夢。
我輩ことニンジャム博士は、去る7月12日に行われた伊賀流手裏剣打選手権大会に参加してきたのじゃ!!
予選大会は京都でも行われておったのじゃが、諸事情あって伊賀会場にて参加じゃ。
この日は猛暑日。
突き刺すような日差しの中、予選会場に到着。
既に先輩忍者の姿がチラホラ。。。
どうやら主催者側の忍者らしい。
決して粗相がないようにしなければ。。
手裏剣大会に参加する際には、事前に伊賀流忍者博物館よりオリジナルルールブックを購入(200円)する決まりになっておる。
しかし我輩は諸事情あって当日会場にてこの本を購入。
勿論ルールは頭に入っていないので、受付のお姉さん忍者に、一から十まで伝授していただく。
大先輩忍者にも流れを教えていただく我輩。
この日忍者姿で参加したのは、どうやら吾輩一人だけらしいのじゃ。
余程珍しいのか、カメラで撮られたよ。
●大雑把に手裏剣打ちの流れを説明すると、
↓
まず審判に礼
↓
的に礼
↓
九字を切る
↓
6枚のうち5枚を投げる。
(残る1枚は護身用)
↓
的に礼
↓
審判に礼
(終わり)
という感じじゃ。
大会に使用する手裏剣なのじゃが、
我々が普段目にしている手裏剣とは大きく異なるのじゃ。
その材質はステンレス製で、直径は大きくないが、ずっしりと重い。
そう、分厚いのじゃ。
そしてとても鋭い歯がついている。
殺傷能力が高すぎる。。
実際の手裏剣打ちの模様じゃ。
2セット投げて、得点の高い方を採用するのじゃ。
ななななんと、合計10投中1つも的に当たらなかった!!!
全部すっぽ抜け!!
この気持を形容するとすれば、入社まもなく慣れないボールング大会に参加して、全部ガーターだった時の気分じゃ!!
カッコ悪いやら恥ずかしいやらで、ニヤついた笑顔で会場を後にする我輩。
全てを未経験の手裏剣のせいにしたかったが、忍者に言い訳は禁物じゃ。
吾輩は今までゴム手裏剣やお土産手裏剣を投げていい気になっておったが、
やはりお遊びはお遊び。
実践では全く使い物にならなかったのじゃ。。
帰りの道すがら、涙目で忍者パフェを食べる我輩。。
またこの映像が頭をよぎる。。
先輩忍者からの情報によると、
大会用の手裏剣は、伊賀のだんじり会館で3000円で購入できるらいしい。
ただし、危険物のため購入には身分証明書が必要じゃがな。
いただいた参加賞は、なんと「忍者ハンカチ」。
あ、有難うございます!
手裏剣大会の本選は11月8日。
全国から選りすぐりの50忍者が参戦する模様。
純金の手裏剣を手にするのは一体誰じゃろう??