現代に生きる我々にとって、「忍(しのび)」とは何でしょうか?
一般的に、職業としての忍者の歴史は、江戸時代の終わりと共に幕を引いたといって良いかもしれません。
しかし、我々日本人の心の中には、
「忍(しのび)」の心は脈々と息づいているはずです。
「忍(しのび)」の文字は、「刃(やいば)に心(こころ)」と書きます。
これをニンジャム研究所的に解釈するならば、
「常に心に刃を」ということになります。
「常に戦う姿勢を忘れずに」も言い換えることができます。
では一体何と戦うのでしょう?
それはやはり「自分自身」ではないでしょうか。
人生における数々の逆境に対する、こなくそ、負けてたまるか、という気概。
どんな状況にあっても決して心乱されることなく、己の忍務を粛々と遂行する、その行動姿勢。
ニンジャム研究所は、そういった思いを忍者手ぬぐいの中に染めこんでいきつつ、
決して明るくはないかもしれない
未来への切先(きっさき)になれれば良いなと考えているのです。