忍者パンダが積極PR  南高梅のもち菓子「梅わかもち丸」 (和歌山) 


YOMIURI ONLINE様より転載)
近畿大生物理工学部(和歌山県紀の川市)は、菓子メーカーなどと共同で、県特産の紀州南高梅を使った菓子「梅わかもち丸」を開発した。19日から県内の観光関連施設などで販売される。
 食品流通・マーケティングを専門とする同学部の木戸啓仁教授が、農業などの第1次産業と加工、流通、販売が一体となって新たな商品を展開しようと、梅を使った新しい菓子の開発を企画。メーカーと協力して、南高梅のペーストを練り込んだゼリー、マシュマロを餅で包んだ菓子を完成させた。
 試作品の評価やパッケージの原画作成には、同大学の学生も参加。キャンパス近くの根来寺(岩出市)に忍者がいたという歴史に基づき、忍者にふんしたパンダのきょうだい「わか」と「うめ」をパッケージに登場させている。試作や製造は長野県の会社、販売は東京の会社が担当。木戸教授は「和歌山の魅力である食と農、観光を結びつける『6次産業化』に産学連携で取り組んだ。和歌山観光を元気にする一助になれば」と話す。
 和歌山県内の量販店や高速道路のサービスエリア、ホテル、道の駅などのほか、同大学などで購入できる。108グラム入り200円(税別)。
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