(中日新聞様より転載)
二百五十人が忍者姿で集まるギネス世界記録に挑戦するイベント「忍者で晩晩at彦根城」が十四日夜、彦根城内の二の丸駐車場であった。忍者にふんした彦根市民ら二百八十七人が集まったが、時間内の失格者割合が許容範囲を超えたため挑戦は失敗、世界記録に認定されなかった。
ギネス認定員によると、黒衣で隠す必要があった口元が見えていたり、黒衣の下から白い服がのぞいていたりする参加者が三十一人おり、全体の10・8%に上った。失格は全体の5%未満との基準があり、認定されなかった。
会場には午後五時ごろから続々と人が集まり、用意した忍者の衣装二百八十着のほとんどを提供した。手作りの忍者衣装で参加する人も多く、参加者たちは写真を撮ったり、手作りの刀や手裏剣を振りかざしたりしながら、忍者姿を楽しんでいた。