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我がnin-jam.comの手ぬぐいは、型染の手捺染(てなせん)という技法によって製作されています。
型染自体の歴史はかなり古く、12世紀頃には技法として完成していたらしいですよ。
これが「型紙」というものです。
インターネットでは伝わりませんが、香ばしくてとっても良い匂いがします。
博士はよく鼻をこすり付けています。くんくん。
型紙に取り掛かる前に、博士自身の頭に布を当てて、「目出し穴」や「忍」マークの位置を決めていきます。
頭や顔の大きい博士を基準にすれば、大体の人間の頭や顔にはフィットするのではないかと思っています。
これぞユニバーサルデザイン!
※因みに博士は、小さい頃徳利セーターに頭が通らなかったという逸話を持っています。
布につけた目印をもとに、型紙に鉛筆で下書きをします。
ぶっちゃけ、ニンジャム博士は忍者研究(妄想)のプロですが、型を作るプロではありません。
手ぬぐい制作のプロであるソメクサ研究員が、実際どんな風に型を作っているのか「想像」しながら手を動かしています。
今はまだ試作段階なので、商品化に辿り着いたらソメクサ研究員にバッチリ切り抜いてもらおうと企んでいます。
額に入るべき「忍」マークを切り抜きました。
どうなんでしょう?いけてるんでしょうか?
いや、ぶれてはいけない!これでいいのだ!忍忍!
蛇足ですが、博士は最近「忍」の文字がより一層好きになりました。
「刃」に「心」って、やっぱかっこいい。。
(続く)