博士ー、大変ナリー! | |
ん?どこかでコロクサの声が聞こえたような・・・。 | |
博士ー! | |
おお、コロちゃんが遠くから走ってくる! どうしたのじゃ。 |
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博士! | |
近っ! | |
大変ナリよ博士・・・。 あれ? |
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お前の距離感はどうなっておるのじゃ。 | |
・・・ ヒソヒソ ・・・。 ・・・ 博士ってさ ・・・。 |
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ん?誰かがワシの名前を読んだような。 | |
・・・ だよねー、あははは。 | |
さてはお前ら、ワシのうわさ話をしとるな! こりゃ! 言いたいことがあるなら、はっきり言わんか! |
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博士は色白。 | |
声でかっ!! | |
あ、博士、大変ナリ! さっきソメクサとパラクサとイバラギが、博士のうわさ話をしてたナリよ! 所長が部下にナメられてはいけません! ちょっと注意しときましょうか? |
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いや、いいんだ、コロちゃん・・・。 別に悪口ってわけじゃないから・・・。 |
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そうナリか。 博士は貫禄がないナリね。 おまけに色白ナリ。 |
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コロちゃん、それはちょっと悪口じゃよ。 |
博士ー、大変ナリー! | |
これこれ、ナリは使うなと言うのに。 どうしたのじゃ。 |
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iPhone Big という機械が発売されたナリよ! | |
・・・それ、iPad mini ではないのか? | |
ああ、それナリ。 我が研究所でも買うナリよ! |
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いや、買いたいのは山々じゃが、予算がな・・・。 | |
博士ー!大変ナリー! | |
なぜお前までナリを使うのじゃ。 | |
Windows 8 という機械が発売されたナリよ! 我が研究所でも買うナリよ! |
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いや、だから予算が・・・。 | |
ケンイチ氏、大変でござる! | |
ムキーッ!やめろというのに! ニンジャの格好でそのセリフ使ったら、そのまんまやないか! |
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楽天の電子ブック、Kobo の新機種が出ましたよ! まあ、いらんけど。 |
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いらんのなら、なぜわざわざ報告するのじゃ。 | |
ジャムおじさん、大変よ。 | |
・・・お前、世界観にブレがないな。 | |
マイクロソフトが何年も前に、「オリガミ」という機械を発表したの。 見て。 すごく分厚いの。 |
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よし、これ買おう! | |
ええ~っ。 |
博士ー、大変ですー! | |
どうしたのじゃ、そんなに慌てて。 | |
研究所に、見知らぬエロい女が紛れ込んでいます! | |
ウフ。 | |
なんでエロいと決め付けるのじゃ、コロクサ。 | |
だって、顔を隠す手ぬぐいの色がサーモンピンクですよ! サーモンといえば、鮭! 鮭といえば産卵! 産卵といえばウミガメ! |
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・・・その話は長いのか? | |
ウミガメといえば竜宮城! 竜宮城といえば、吾輩が高校時代に使っていたラブホの名前が「ホテル竜宮」! ・・・あの女、エロいに違いない。 |
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エロいのはお前の連想じゃ。 ていうかコロクサ、「高校時代」て。 お前、高校に行っとったのか? |
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すみません、間違えました。 寺子屋です。 |
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いや、そういうことじゃなくて。 まあいい、お前の実際の年齢を考えるのはやめよう。 お前はニンジャム研究所のマスコットキャラクターじゃからな。 あんまり生々しい話はせんようにな。 |
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ああ、アマクサにも飽きてきたし、次はあの女にしようかな・・・。 | |
ムキーッ!やめろというのに! | |
失礼しました。 で、あの女、誰? |
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あれはな、ソメクサちゃんじゃ。 れっきとした我が研究所の研究員じゃよ。 |
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でも、研究所の設立日にはいませんでしたよ。 | |
ソメクサは研究のため、世界中を旅しておるのじゃ。 そんな自由なことが許されるのも、彼女が優秀だからじゃよ。 ほれ、お互い挨拶しなさい。 |
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初めましてコロちゃん、よろしくね。 | |
わあ、キミ、キュートだね! 今夜泊まるとこある? 良かったらウチ来ねえ? |
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・・・コロちゃん、ワシの話聞いてた? |
博士、石原が都知事を辞任しましたよ(ニヤリ)。 | |
・・・どうしたのじゃ、その思わせぶりな笑みは。 | |
当然、博士も知事選に出馬なさるのでしょう? | |
なんでそうなるのだ、コロクサ。 | |
ええっ、博士はこのチャンスをむざむざ逃す気ですか! この意気地なし!馬鹿!ハゲ! |
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いや、コロちゃん、キミいちおう部下なんだから・・・。 | |
ひょっとして、ハゲを気にしているのですか? そのまんま東も出馬するらしいから、大丈夫っすよ! |
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いや別に、ワシ禿げてないから・・・。 | |
ええっ!禿げてないのですか! がっかりです! あんた、博士失格だ! 馬鹿!剛毛! |
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ワシをどうしたいのじゃ、コロクサ。 | |
仕方ない、副知事でもいいですよ。 そのまんまの部下になってください。 |
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いや、東さんが当選するとも限らんじゃろ。 | |
おおっ、やっぱり出馬なさるのですね、博士! そのまんまの当選を阻止すると! |
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コロちゃん、今日のキミしんどいよ・・・。 |
えい!やあ!とおっ! | |
お、コロクサ、なにをやっとるんじゃ? | |
ゲームです。NEWスーパーマリオブラザーズ2です。 面白いですよー。 |
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・・・それは、「スーパーマリオブラザーズ2」が新しくなった、ってことか? | |
違います。「NEWスーパーマリオブラザーズ」の2作目、ということです。 | |
・・・結局のところ、マリオの何作目なんじゃ? | |
さあ?10作目ぐらいじゃないっすか。 | |
適当じゃな。 ワシは職業柄、こういうことはきっちりと調べないと気が済まんのじゃ。 ええと、マリオマリオと・・・ややっ! スーパーマリオ64というものがあるぞ! |
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ああ、ありますね。面白いっすよ。 | |
マリオ、64作も出てるのか!しかも1996年に! てことは、今は120作目ぐらいか! すごいじゃないか。寅さん超えとるぞ! |
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違います。 Nintendo64専用のマリオってことですよ。 |
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ニンテンドーが64番目なのか! ・・・それ、何の順番? |
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・・・ビルの高さとかじゃないっすか? | |
じゃあ1番は? | |
もちろん、東京スカイツリーっすよ! 634mもあるっす! |
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ニンテンドーもまだまだじゃな。 もちろん、我々ニンジャム研究所もな。 よし!一緒にゲームしよう! |
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あ、これ一人用っす。 | |
ぎゃふん。 |