衣装貸し出し、雨で昨年を下回る 伊賀NINJAフェスタ


中日新聞様より転載)
 伊賀市中心部で四月五日~五月六日の三十二日間開かれた「伊賀上野NINJA(ニンジャ)フェスタ」で、忍者衣装を借りた人は、昨年を約15%(千四百七十二人)下回る八千百六十八人だったことが、市のまとめで分かった。期間中の雨天が原因とみられる。市の担当者は「残念だが、フェスタ自体が飽きられたわけではない」と分析する。
 フェスタは市などでつくる実行委員会が主催。忍者衣装に着替えることができ、道場めぐりなどを楽しむ街歩きイベント。本部のハイトピア伊賀(土日曜日と祝日のみ)のほか、市内十一カ所のぷち忍者変身処で衣装を貸し出し、昨年は九千六百四十人が利用した。
 昨年は九百七十一人が忍者に変身した四月二十九日は、今年は雨天のために、百十六人にとどまった。大型連休中の五日も雨で、前年より四百人以上少ない千十五人だった。
 一方、好天の五月四日は千四百着ほどの衣装が午前中に貸し出され“品切れ”状態に。天候に恵まれた三日、六日もほぼ貸し出された。忍者体験ができる「まちかど忍者道場」は昨年と同程度の四千八百五十人が利用した。市観光戦略課の担当者は「毎年内容は少しずつ変えているし、中身が飽きられたわけではない」と話す。変身者減少の原因は雨天と飛び石連休とした上で、「対策は考えたいが、雨天にはお手上げ」と嘆いた。
   

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