コロクサ、ボーナスを欲しがるの巻

研究所の日々   2012/12/18

博士、ボーナスください。
どうしたんじゃ、やぶから棒に。
世間はボーナスシーズンですよ。
ほら、早くよこしなさい。
コロクサよ、すまんが今、この研究所にはお金がないんじゃよ・・・。
・・・分かりました、ボーナスは諦めます。
代わりに賞与をください。
いっしょやないか。
じゃあ、お小遣いでもいいですよ。
これまでの労をねぎらう意味で。
基本給3.5ヶ月分ぐらいでいいっすよ。
それをボーナスと呼ぶんじゃ。
そもそもコロクサ、なんでそんなに金が欲しいんじゃ?
何か買いたいものでもあるのか?
はい、女を買いたいんです。
そんな露骨なっ!
3,4人は買いたいですね。
ことが終わったら、全員連れて焼肉に行きます。
そんな豪快なっ!
そのあと、焼肉屋に居合わせた客を全員連れて、バーをハシゴします。
そして浴びるように酒を飲みます。
居合わせた客全員におごります。
勝新太郎やないか。
明け方、ひとり部屋に戻って、少し泣きます。
どうしたんじゃ急に。
ひざを抱えて、ヘッドホンで尾崎豊を聴きます。
なにを傷付いているんじゃ、コロちゃん。
夜になったら、女を買います。
3,4人ぐらい。
生活が荒れ過ぎとるわ!
そんな暮らしがしたいので、早くボーナスください。
やだ。
   

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